中古リノベ講座:2021年05月06日 Lecture
中古マンションをリノベーションするときの騒音は大丈夫?住民との接し方を解説!
中古マンションのリノベーションではマンション住民に対する、工事中の配慮は忘れず、きっちり対応しておきましょう。
マンション住民との良好な関係は、リノベーション後の快適な暮らしにとってとても重要です。
リノベーション時に気を付けたい、騒音トラブルの原因や回避方法についてご紹介いたします。
トラブルとなる騒音の原因
生活パターンの違い
マンションの住民には様々な生活パターンの方が住んでいます。
夜勤のある仕事をされていたり、生まれたての赤ちゃんがいらっしゃったり、日中に寝ている方にとって、昼間の騒音はとても不快です。
また、騒がしいと感じる感覚も人それぞれです。
これぐらいなら大丈夫だろうと思っていても、ある人にとってとても騒がしく感じることもあるでしょう。
寝ている時ならなおさらです。
事前の告知、挨拶をしていない
リノベーションすることが決まったら、近隣住民に挨拶をしましょう。
事前に告知せず、工事を始めたために大きなトラブルになったという話はよくあります。
突然朝早くから騒音がしたり、ほこりがたったり、においがしたら誰でも不安や不快な気持ちになります。
大きな音でなくても、通常起こらない音が続けば、同じように不快な気持ちになるでしょう。
事前に挨拶をしておくことで、工事の音だと理解していただくことも重要です。
このように、挨拶は最低限のマナーですので、リノベーションが決まったら近隣の住民に挨拶に行きましょう。
騒音トラブルを回避する方法
平日の日中であれば、お仕事で外出中の方も多いので、苦情が入る可能性は低いのですが、夜勤のあるお仕事や、小さなお子さんのいらっしゃるご家庭は、昼間も在宅されています。
近隣の住人がどのような状況の家庭であるかを知る事は、トラブル回避には大切です。
基本的には平日の日中に工事を行うことになると思いますが、事前の挨拶時に近隣の住民の状況を確認できれば、配慮した工事日程を組むことが可能です。
担当業者にも近隣への挨拶と共に、工事日程や大きな音が発生する日時などを説明してもらうようにすると、住民に安心されます。
挨拶に行くのは、業者に任せず自分で行き、リノベーションが決まったら、できるだけ早い段階で伺うようにしましょう。
隣と上下だけでなく、上下の両隣の住民にも挨拶しておくことをお勧めします。
壁や床、換気扇などを介して、遠くまで振動が伝わることもあります。
自治会やマンションの管理人への事前挨拶も忘れないようにしましょう。
まとめ
中古マンションをリノベーションするときは、きっちりと事前に挨拶しましょう。
近隣住民のそれぞれの状況を把握し配慮した日程で工事ができれば、リノベーション後の近隣関係も良好に保てます。