中古リノベ講座:2021年07月19日 Lecture
新築と中古住宅のリノベーションではどちらがお得か解説します!
新築を購入するか中古住宅にリノベーションするかのどちらがお得かわからずに迷っていらっしゃる方は多いと思います。
今回は両者の費用の違いについて詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
中古と新築の費用の違いは?
この章では中古と新築の費用の違いについてご紹介します。
新築住宅の費用
新築住宅には、もちろん住宅本体の値段にプラスの費用がかかります。
工事費用、資材代、広告宣伝、モデルルームやモデルハウスの運営費用、人件費など様々な費用が含まれます。
中古住宅の費用
中古住宅の販売には一般的に不動産会社が仲介に入ることが多いですが、売主は個人です。
そして、ほとんどの人が利益にそれほどこだわっていないので比較的安価で住宅購入が可能です。
また、中古住宅は古くなると住宅の価格が下がります。
例えば、中古マンションは築約2年で1割以上値段が下がります。
そこからは築年数に比例して物件価格は下がる一方で、築約20〜25年で住宅本体の価値は半分にまで下がることがほとんどです。
中古一戸建ての場合は、築約10年で住宅本体の価値は半額になり、築約20年でその価値は限りなく0に近づきます。
つまり、購入者はほぼ土地代だけで土地と住宅の両方を購入できるようになるのです。
以上が新築と中古物件の価格の違いです。
新築購入と中古リノベーションとのコスト比較の違いは?
新築とリノベーションではトータル費用に大きな違いがあるので、この章では詳しく費用の違いについて解説します。
ローンに関する違い
住宅の購入には新築、中古+リノベーションいずれの場合でもローンの利用が可能です。
例えば、リフォームローンは借入額によっては担保が必要なく、審査が通りやすいのがメリットです。
しかし、借入額の上限が低く、返済期間が短い、金利が比較的高いなどのデメリットが存在します。
それぞれのローンに特徴があるので、よく比較して選ぶようにしましょう。
費用に関する違い
一戸建ての場合は、相続した土地を除き土地の代金が必要です。
中古リノベーションは、中古住宅の状態や施工によって費用が変わってきます。
一例にすぎませんが、小規模なリノベーションは200~300万円、一戸建てのフルリノベーションは1000万円以上かかるケースがあります。
諸費用と税金に関する違い
新築住宅は、土地の仲介手数料、確認申請の手続きや地盤改良に関する費用、登記費用などの諸費用かかります。
中古リノベーションの場合は、仲介手数料や売買契約締結時の印紙税、登記費用などの諸費用がかかります。
この時点で両者には諸費用や税金に関する違いがあるのは一目瞭然です。
しかし、一番違うのは固定資産税です。
新築住宅の固定資産税は、住宅の状態によって変化します。
リノベーションで評価額が変化することがあります。
バリアフリーや耐震性能を上げる工事で固定資産税を減額してもらえることもあります。
以上が新築と中古リノベーションの費用に関する違いです。
全体を通して、中古リノベーションのほうがお得にきれいな家をゲットできるでしょう。
まとめ
今回は新築購入と中古リノベーションにかかる費用の違いについて詳しくご紹介しました。
参考になることがありましたら幸いです。
疑問やお困りのことがございましたらお気軽に当社までご連絡ください。