中古リノベ講座:2021年08月16日 Lecture
リノベーションのために中古物件を購入するなら築年数はどれくらい?
「耐震性が気になるけど、築何年以上だと安心なのかな」
「フルリノベーションするとどれくらい工事に時間がかかるのかな」
そのような悩みを持った方も少なくないですよね。
今回は耐震性が気になる際に基準とすべき築年数についてと、フルリノベーションにかかる期間について解説します。
耐震性が気になる方はどれくらの築年数を基準にすべきなのか
地震大国と言われる日本に住んでいると、住まいの耐震性は気になりますよね。
ここでは、耐震性が気になる方はどのくらいの築年数の中古物件を購入するべきなのかについてご紹介します。
日本で建物を建てる際には、建築基準法に定められている耐震基準をクリアする必要があります。
日本で最初に定められた耐震基準である旧耐震基準は、1924年に定められました。
しかし当時の耐震基準では不足した部分も多く、1981年に新耐震基準という新しい耐震基準が定められました。
そのため、築30年以内ですと新しい基準法を基に建てられているため、より安全と言えます。
築年数が古くなくても、管理方法によっては建物の寿命が短くなる可能性もあります。
逆に言うと、リノベーションをすることで建物の寿命を延ばすことも可能です。
建物の構造自体は変えられないため、築年数を基準に建物を選ぶことは大切です。
しかし、内装や設備が多少古いくらいならリノベーションで住宅を蘇らせることも検討してみてはいかがでしょうか。
フルリノベーションした際の工事期間の目安とは
建物をフルリノベーションする際にはどのくらいの期間が必要なのでしょうか。
ここではフルリノベーションした際の工事期間の目安についてご紹介します。
フルリノベーションは、建物の構造だけを残し、内装や設備をすべて取り換える工事です。
規模が大きい分、完成までに時間もかかります。
建物の大きさによって期間は左右されますが、一般的にマンションの場合は2ヵ月から3ヵ月ほど、一戸建ての場合は3カ月から4カ月ほどの期間を要します。
施工内容にもよりますので、詳しくは施工会社に見積もりと一緒にどれくらいの期間を要するのか確認を取ることをおすすめします。
まとめ
今回は耐震性が気になる際に基準とすべき築年数についてと、フルリノベーションにかかる期間について解説しました。
中古住宅をご購入のお考えの方はぜひ参考にしてくださいね。
また当社では、不動産の買取も行っております。
興味のある方は是非一度、ご相談ください。