中古リノベ講座:2021年08月12日 Lecture
中古リノベーションは住宅ローン控除が使える?住宅ローン控除についてご紹介!
「中古リノベーションで住宅ローン控除は使えるのかな」
「住宅ローン控除について知りたい」
中古リノベーションをご検討中の方で、このようにお考えの方は多いと思います。
そこで、今回は住宅ローン控除についてご紹介します。
この記事が参考になれば幸いです。
住宅ローン控除について
住宅ローン控除とは、主に住宅ローンを利用した家の購入などで一定の要件を満たしていれば税金が戻ってくる制度のことを言います。
一定期間、その年の所得税から控除され、引ききれなかった場合には住民税からも控除されます。
正式名称は、住宅借入金等特別控除と言います。
住宅ローン以外には、返済期間が10年以上のローンなども対象になります。
控除は、大きく分けて所得控除と税額控除があります。
住宅ローン控除は税額から直接差し引ける制度ですので、税額控除です。
その分、負担軽減の効果が大きくなりますね。
中古リノベーションはローン控除の対象になる?
中古物件の購入に対してだけではなく、100万円以上の工事費がかかるローンを組んだ場合は、住宅ローン控除の対象になります。
住宅ローン控除の対象となる工事は、増築や改築、大規模な修繕や模様替え工事、居室や浴室など1部屋すべての床または壁の修繕、耐震基準工事、バリアフリー化工事などです。
ローン控除を受けるためには、2つの要件を満たす必要があります。
その要件とは、利用者側の制約と物件の制約の2つになります。
利用者側の制約としては、取得の日から6ヵ月以内に入居して、継続して住んでいるか、所得が3000万円以内であるかどうかなどです。
また、物件の制約としては、登記簿50平方メートル以上で、床面積の2分の1以上が自己の居住用となっていることなどが挙げられます。
対象物件が建築された日から取得日までの期間が20年以下であること、マンションなどは25年以下であることも物件の制約の1つです。
住宅ローン控除には、必要な書類が多くあります。
確定申告書や住宅借入金特別控除額の計算明細書など、約7つの種類の書類を用意することになるので、少し大変ですが忘れずに用意しましょう。
まとめ
中古リノベーションは住宅ローン控除が使えるかについてご紹介しました。
中古リノベーションも、要件を満たしていれば住宅ローン控除を使用できます。
要件を満たしている方は、積極的に利用しましょう。
自分で判断がつかない場合は、ぜひ当社にお気軽にご相談くださいね。