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中古リノベ講座:2021年09月23日 Lecture

リノベーションで床暖房をつける方法について詳しく解説します!

「寒い季節が来る前に床暖房を導入したい」

「床暖房のリフォームってどんな工事が必要なのかな」

家族が快適に過ごせるように、床暖房はあると嬉しいですよね。

そこで今回は、リノベーションで床暖房をつける方法について詳しく解説します。

2種類の床暖房の種類と特徴とは?

床暖房には大きく分けて2つのタイプがあります。


電気式床暖房

これは、床下に電熱線パネルを設置し、電熱線を熱して暖める方式です。

工事が簡単で1日で終わりますし、費用も比較的安いです。

また、どんな住宅にも導入しやすいこともメリットの1つです。

デメリットとしては、暖まるまでに少し時間がかかることや暖かさにムラが出ることがあげられます。

また、長時間密着していると低温やけどにも繋がる可能性があります。

脱衣所やトイレなどの狭い範囲で、長時間使用しないような場所につけることをおすすめします。

温水式床暖房

これは、パイプを床下に通し、そこに温水を流して温める方式です。

工事は配管設備を必要とするため、1〜3日ほどかかります。

費用は電気式より高くなりますが、電気代は安くなる傾向があります。

例えば、10畳の部屋での1ヶ月あたりの電気代を比較すると、電気式は約7000円程度、温水式は約4000円程度です。

温水式は暖まりも比較的早く、部屋全体を均一に暖められます。

温度も必要以上に高温になることはないので、低温やけどの心配もありません。

家族で長く過ごすリビングや子供部屋などに設置するなら、温水式がおすすめです。

リフォームで床暖房を設置する2つの工事方法とは?


床暖房をリフォームで取り付けるには、主に2種類の方法があります。

床の上から床暖房を取り付ける方法

今ある床の上に床暖房パネルを貼り、その上に仕上げ材を張る方法です。

床を剥がさずに工事を行うため、比較的費用も安く時間も短く済みます。

しかし、床暖房パネルと仕上げ剤の分だけ床が高くなるので注意が必要です。

床を剥がして取り付ける方法

この場合、比較的費用は高くなりますが、床の高さも変わらずバリアフリーにもできます。

今の床材が劣化している場合など、張り替えを検討しているときに同時に導入してしまうのも良いでしょう。

まとめ

今回は、2種類の床暖房のそれぞれの特徴と、実際に床暖房をリフォームで取り付ける際の方法について解説しました。

寒い季節が来る前に、快適な暖房設備を導入できると良いですね。

当社は、30年以上地域の皆さまのリフォームをお手伝いしてきました。

ご検討中の方はぜひご相談ください。