中古リノベ講座:2021年10月29日 Lecture
戸建てとマンションどっちがおすすめ?維持費と資産価値を比較!
家を購入しようと考えると「一戸建てに住むか、マンションに住むか」という局面に必ずぶつかると思います。
「おすすめはどっちなのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、一戸建てとマンションの維持費と資産価値を比較していきます。
一戸建てとマンションの維持費を比較すると?
一戸建てとマンションの維持費を比較すると、結果的には一戸建ての方が低い維持費となります。
なぜなら、マンションは一戸建てと同様の維持費用に加えて、管理費や修繕積立金などのマンション特有の費用が必要だからです。
管理費はマンションにより異なりますが、ひと月におよそ1万円から2万円ほどかかります。
清掃費用・ごみ収集費用・エレベーターのメンテナンス費用などの共用部分の管理にかかる費用を支払うので、共有施設が充実しているほど管理費は高くなるでしょう。
修繕積立金は、マンションの老朽化を防ぐために支払う費用です。
例えば外壁塗装、配管設備のメンテナンス、リフォームなどでかかる費用を住民から積み立てで収集しています。
マンションにより異なりますが、ひと月におよそ1万円から2万円ほどかかります。
固定資産税や保険費用は、一戸建てよりもマンションの方が安くなる傾向にありますが、総合的に見るとマンションの方が高い維持費用が必要となります。
一戸建てとマンションの資産価値についてご紹介!
一戸建てでもマンションでも、土地と建物の両方の資産を手に入れられます。
しかしマンションの土地の場合、マンションの建つ土地の100分の1や200分の1ほどしか所有分がありません。
そのため、一戸建てとマンションの資産価値を比較するには建物部分の資産価値に着目して考える必要があります。
マンションの建物の耐用年数は一戸建てよりも長いので、建物部分の資産価値は落ちにくい傾向にあります。
土地の資産価値分を加味したとしても、5年や10年などの短期間であればマンションの方が資産価値は高いでしょう。
しかし長期的に見れば、やはり土地の所有分が多い一戸建ての方が資産価値は高くなります。
一戸建てかマンションか、という選択は、今後のライフプランを考えた上で決めましょう。
「売る予定があるのか」「買い替えをするつもりなのか」を考え、長期的に住むのであれば一戸建てを、5年から10年の短期的に住むのであればマンションを選ぶと良いでしょう。
まとめ
今回は、一戸建てとマンションの維持費と資産価値を比較しました。
総合的に見ると一戸建ての方が良い様に感じますが「どっちがおすすめか」という答えは1つではありません。
ご自身に最適な住まいの形は、ライフプランを考えると自ずと見えてくるはずです。
ご家族としっかり話し合って考えていきましょう。