中古リノベ講座:2021年12月02日 Lecture
リフォームでコンセントの位置決めにお困りの方へ!位置決めのコツをご紹介!
リフォームをお考えの方の中には、コンセントの位置をどこにしようかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
家族みんなが不便なく暮らすためには、コンセントの位置が重要ですよね。
そこで今回は、コンセントの位置決めのコツと増設時の注意点をご紹介します。
持ち家のリフォームをお考えの方は、ぜひお役立てください。
コンセントの位置決めのコツをご紹介!
リビングのコンセントの位置を決める際は、家族の生活をイメージすることが大切です。
想定外のコンセント渋滞や不必要な位置のコンセントを防ぐためには、事前に配置の問題点を認識しておきましょう。
また、設置したい家具の配置や掃除機の動線などもチェックしておくと、スムーズに配置を決められます。
キッチンは、料理のしやすさと安全性を重視しましょう。
電子レンジや炊飯器などのコンセントを常時差し込んでおくものは、隠れる背面位置に設置するのがおすすめです。
一方で、ミキサーやフードプロセッサーなどの必要時にのみ使用するものは、キッチンの正面に設置すると良いでしょう。
ただし、シンクの近くにあるコンセントは濡れやすいので注意が必要です。
寝室のコンセントは、寝ながら使える位置が便利です。
寝ながら使える位置に設置することで、スマホの充電やランプなどを起き上がることなく使用できます。
廊下や洗面所のコンセント位置は、生活動線を意識することが大切です。
廊下はあまりコンセントを使うことがないので、一口あれば十分でしょう。
洗面所は水がかからない位置で、抜き差し時にかがまなくて良い高さに設置すると便利です。
コンセント増設時の注意点とは
リフォームでコンセントを増設すると、ブレーカーが落ちてしまうケースがあります。
注意すべきポイントは、コンセントの量を増やしても、使える電気容量が増えるわけではないということです。
各家庭で使える総電気容量は、電力会社との契約によって決まっており、これを超えると主ブレーカーが落ちてしまいます。
この主ブレーカーが落ちてしまうと、家全体が一気に停電します。
また、主ブレーカーを通った電気は、分電盤の中で複数の回路に分かれ、各部屋のコンセントや照明などに配線されています。
多くのコンセントがあっても、1つの回路内でたくさんの家電を使えばブレーカーは落ちてしまいます。
このように、コンセントを増設する際はブレーカー落ちに注意しましょう。
まとめ
この記事では、コンセントの位置決めのコツと増設時の注意点を紹介しました。
どんなポイントを意識しながらコンセントの位置決めを行えば良いのかお分かりいただけたと思います。
快適な住まいを完成させるためにも、コンセントの位置はしっかり考えましょう。
リフォームを検討されている方は、ぜひ当社にお任せください。