中古リノベ講座:2024年06月14日 Lecture
ハイセンスな空間を作るには?
年月を経た建物には、独特の味わいがあり、私たちは、その年輪に感銘をうけることがあります。
世界最古の木造建築である法隆寺が1400年もの期間、そこにあることは、日本人にとって誇りでもあります。
しかし経年の良さがわかっていても日本人は家を建てる時、新築住宅を建てる方が多いのです。
それは、新築住宅の方が簡単だからかもしれません。
中古住宅を買った時、そのまま住むのではなく、アレンジする力があったとき、
その住宅は新築とは比べ物にならない程の価値を見い出すでしょう。
上の写真をご覧ください。
とても快適そうな部屋です。
時間を経た木の温かさがプラスされ、こんな部屋に住みたいですよね。
いくつかのポイントがあります。
・明るさ
・モダンさをプラス
・色づかい
ひとつづつ見ていきましょう。
明るさ
部屋に明るい光が入ることで、とてもリラックスできます。
上の写真も、窓と、入口からの光に魅力を感じます。
モダンさをプラス
年月を経た部屋に、モダンなドアをプラスしています。
そのため、古さが味わいと化すのです。
色づかい
この部屋には色がちりばめられています。
部屋全体の色は茶色ですが、その上から、白、青、黄色などの色がところどころ入っています。
大きなポイントは壁の絵です。
以下の画像をご覧ください。
絵がない場合、部屋は茶色の部分が増えてしまい暗くなります。
しかし絵を飾ることで、白、青、黄色をプラスしているのです。
また、クッションの色、花瓶の色にも同じ青色が配色されています。
別のクッションには棚の色と同じ黄色でコーディネートされています。
日本人は色を使うことが苦手です。
海外では壁に色がある場合も多いですし、また、家具もビビッドな色のものを選ぶこともあります。
しかし、色合わせはとても難しいのも事実です。
絵を飾る
壁の色や、家具などはなかなか難しいですが、絵を飾ることは簡単です。
オススメなのは、いくつかの絵を飾ることです。
同じフレームで並べて飾るのもよし、
バラバラのフレームでバランスよく配置してもよし。
海外ドラマを見ても
階段の壁をギャラリーウォールにしている場合がよくあります。
家族写真、好きな絵、お気に入りの言葉。
自分だけのギャラリーを壁につくると、その壁一面がお気に入りの空間になります。
簡単なので、是非、試してみませんか?