リノベーションという選択の理由: Why chose renovation?
自宅兼事務所から住居専門建物へ。間取りを一から変更するにあたり、コストパフォーマンスの高いリノベーションを選択。
自宅と事務所を兼用にしていました。
もとは事務所だった建物なので、室内に入ってくる明かりが少ないことが悩みでした。
いざ住居専門建物にしよう!と決められたところで、課題が発生。
- 間取りを一から変更しなければならない。
- いまの広さは確保したい。
- 新築にすると解体費用が高くなってしまう。
前提条件のクリアと予算から検討した結果、選ばれたのは当初考えていた新築ではなく、リノベーションでした。
施工後のようす
2階の床の一部を取り除き、吹き抜けにすることで窓からの明かりが1階にまで届くようにしました。
手すりはアクリルとアイアンで製作し、T様のイメージどおりに仕上げることができました。
LDKでも広々とした空間を保っています。
吹き抜けにしたことで、1階で調理をしていても、2階で遊ぶ子どもたちの様子を見ることもできます。
洗面室の収納、脱衣室の壁一面にはエコカラット貼りと製作収納庫を設けました。
LIXILのエコカラットとは、「多孔質セラミックス」と呼ばれる微細な気孔がある原料をタイル状に焼いて作られたインテリア商材のこと。目に見えないナノサイズの小さな孔(あな)があり、室内の湿気を吸収・放出することで、湿度を調節する働きを持っています。湿気がこもってしまう洗面所、脱衣所にはうってつけで、日々の家事を担うお母さんから注目を浴びる商材です。
玄関には、大容量の収納ができるファミリー・シューズ・クロークを設置。
平日用の通学靴、ふだん遊びのスニーカー、夏にはサンダル、冬はブーツ……と意外と盲点なシューズボックスも、これだけの容量があれば育ち盛りなお子さまがいても安心です。
泊まりに来たご両親がゆっくり過ごせる和室も完備しています。
カビ・ダニが発生しやすい条件下でも、従来のイ草ではなく和紙でできた畳おもてなら、その発生はごくわずか。
小さなお子さまのいるご家庭で気になる畳の痛みも、イ草と比べて約3倍の耐久性があり、長く美しく使えて経済的です。
樹脂コーティングにより撥水性に優れているため、もし飲み物などを零しても拭くだけできれいになり、毎日のお掃除もかんたんです。
L型コーナーパントリーの魅力は、その大容量な収納スペース。
調理器具やストックはもちろん、子どものおままごとセットやレシピ本もたっぷりしまえます。
作業スペースも広く確保されています。
90度に動くだけでコンロとシンクで同時に作業できるので、調理しながらお子さまに洗い物のお手伝いをしてもらったり、休日にはゆっくりとご夫婦でお料理も可能。